2020.01.21
1/21 葛飾区食品衛生協会新年会
連日、区内各所にて新年会が開催されています。
本日は、食品衛生協会新年会に出席いたしました。
日頃から、美味しいもの、安全なものを食べることには注目しておりますが、
会長のお話から、2021年6月までに原則としてすべての食品事業者を対象に義務化されるHACCPと、店舗での喫煙の問題について伺い、
改めてその影響の大きさを知りました。
健康に直結する『食』の問題について、改めて考える機会となりました。
【HACCPとは】
HACCPとはHazard Analysis and Critical Control Point のそれぞれの頭文字をとった略称で「危害要因分析重要管理点」と訳されています。
HACCPによる衛生管理は、各原料の受入から製造、製品の出荷までのすべての工程において、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性のある危害要因(ハザード)を科学的根拠に基づき管理する方法です。
危害要因(ハザード)は生物的(病原微生物など)、化学的(残留農薬、抗生物質、洗浄剤・消毒剤等)、物理的(金属片、ガラス片等)に分けて、各工程もれなく取り上げ、これらを低減・除去するために必要な管理方法を定めます。
特に厳重に管理する必要がある工程、または、以降の工程で重要な危害要因(ハザード)を低減・除去できない重要な工程では、管理するための基準を設定、連続的に確認します。また、これらが十分に基準を満たしているかを検証し、必要に応じて改善することがHACCPの特徴です。