2024.05.21

【東京拘置所を視察しました】

【東京拘置所を視察しました】

私たち自民党議員団は、年に数回、会派による視察を行なっています。

今年はこれまでにも長崎スタジアムや大分市のグリーンスローモビリティ、千葉県保田のしおさい学校を視察し、葛飾区政の参考となる施策を学んできました。

5月20日には、小菅にある東京拘置所を視察しました。
東京拘置所は首都圏の治安を支える我が国最大の拘置所です。

 

「東京都23区内の被疑者及び被告人並びに関東甲信越静の110県の控訴被告人・上告被告人等を収容し、逃走及び罪証隠滅の防止を図るとともに、 その防御権を尊重しつつ、未決拘禁者としての法的地位に応じた適正な収容生活を確保することを目的として設置された法務省所管の刑事施設 (拘置所) です。

その他、当所で刑が確定した受刑者に対しては、 収容すべき刑事施設 (刑務所) を決定するための処遇調査を行い、一定の基準に従って全国の各刑事施設に移送するほか、当所で刑を執行する受刑者(自営作業従事者)に対しては改善更生の意欲の喚起及び社会生活に適応する能力の育成を図るため、必要な矯正処遇等を行うことを目的としています。」(施設パンフレットより転載)

 

令和6年5月1日現在の収容人員は1343人(定員3010人)で、
その内訳が窃盗20%、覚醒剤18%、詐欺15%と、
4位以下の強盗6%、傷害4%などと比べて上位3つが突出していることがわかりました。

施設内の見学も行い、共同室や単独室、面会室のほか、屋上運動場、C Tを配備した医務室など、配慮の行き届いた施設であることがわかりました。

再犯防止のためには、仕事と居場所の確保が重要です。
東京拘置所では受刑者の改善更生の意欲喚起につながるように社会復帰支援や高卒程度認定試験受験指導、アルコール依存回復プログラム、ビジネススキルの学習のほか、被害者の想いを聞くプログラムも導入されたそうです。

ちょうど今、老朽化した法務省省庁別宿舎の建て替えてと合同宿舎小菅第2住宅(仮称)の建設計画が始まっています。大変大きな施設ですので、こちらの進展にも注視してまいります。

10月5日(土)矯正展が開催されます。こちらも楽しみに参加したいと思います。

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